事業所紹介
当事業所はレベル、トランシット、セオドライト、光波測距儀、トータルステーション等、の測量機の点検、調整、修理を行なう事業所です。
コリメータシステム
点検及び調整にはコリメータシステムを使用し、正確かつ迅速に作業しています。
当事業所のコリメータシステムの下には約１メートルの頑強なコンクリート基礎があります。
これは、最新の測量機器には敏感な電子気泡管を搭載している機器も多く、作業中の作業員の移動で生じるコンクリートの歪みでさえ感知してしまう場合があるため基礎部分の歪みを抑えるための構造です。
これにより敏感な電子気泡管の調整であっても容易に、そして正確に行なえるようにしています。
比較基線場
距離を比較する為の基線場は基礎部分が地下にあります
基礎部分の上に一定の土の層を設けることで日射によるコンクリートの伸縮を抑えて距離変動の日較差を抑えています。
また、各測定ポイントには当事業所で開発した「基線用アジャスタブルプリズムベースセット１型」を使用しています。
これにより距離、高さ、傾きの微調整が可能になり、反射プリズムは整準台付きのものとピンポール用のものに対応できるようになっています。
測定距離についても反射してくる光波に含まれる変調波の位相を考慮し、一般的に良く使われる変調周波数である15MHzと30MHzについて、0°、90°、180°、270°の位相差で反射させることが、この7点のポイントのうち該当するポイントを選択することで可能になっています。